溢れでる言葉たちの行方。

こないだ、よしもとばななの「みずうみ」を読みました。わりと新作。
私は中学の頃から吉元ばななが（その頃は漢字）ずっと好きで。読書感想文って言うと、毎年、吉元ばななで挑んでました。
何度読んでも色褪せることなく、その時々の感情に、その時々にあった言葉で降ってくる感じがします。（しかも、何度読んでも忘れちゃう・・・）
で、小説読んだあとってめちゃめちゃインスパイアされて、言葉とかぶわ～～って溢れません？しかも、すげー、小説風に。ですます調とかで。今回も、御多聞に洩れずその状態で。友達にメールをかきまくりました。きっと、ですます調(笑)

それにしても、作家さんたちはすごいなぁって思います。
私なんかの凡人は、そうやって、いろんなことを吸収して吸収してほんのちょっとだけ吐き出すけど、作家さんたちは、日常からその人にだけ存在するような言葉を文字にして、凡人にも響くように書けるんだもの。
私は、幼い頃、エッセイストに憧れてました(^_^;)家で楽に仕事できるっていう甘～～い動機なんだけどね。でも、今はならなくて良かったなーって思います。ってか、なれないけどさー(-.-)絶対でないもの、言葉。感情。小さいことを拾って自分の世界に持ってくる能力。若い頃は、なんにでも感激して、いっぱい吸収できたからまだ良いけど、歳重ねるとトントないもんな～。うむむ。

ちなみに、よく読む作家さんは、
よしもとばなな、小川洋子、川上弘美、さくらももこ、村上春樹かなぁー。