浅森坂。

上京して間もない頃、友達の引越し手伝いをしている最中、目白（だったっけかなー？）の
ＣＤショップから飛び込んできた音楽。
これからどんな生活が待ち受けるのだろうと、不安と期待に溢れていた私達は、
その力強いサウンド、そして、心情にぴったりのリリックに誘われるようにＣＤショップへ入り、
タイトルとアーティストを知った。

それが、ＳＭＩＬＥの「明日の行方」。

だから、今でも、この曲を聴くと、あの緊張感、大学生活、寮生活、東京での暮らしへの漠然とした
気持ちを薄れることなく思い出すことができる。

それから、何度も何度も何度も聞いた。力をもらった。下ばかり見ていた心がまっすぐ前を向いた。

なくてはならない曲。なくてはならなかった曲。

ＳＭＩＬＥは残念ながら、解散し、ヴォーカルの浅田信一はソロ活動を続けている。
２００４年、坂本サトル（前ジガーズサンvo.；「何もしてあげない」は名曲！）、森山公一（オセロケッツvo.）とともに「浅森坂」を結成。去年、アルバムをリリース。今年、最初で最後のツアーがある。
「浅森坂という坂がある」だけかわからないけど、歌詞は３人が１フレーズずつ順番に書いていく・・・とか。
ラジオから、久々に浅田氏の曲を聴いたら、なぁんか、きゅううとなった。
坂本サトルも割と聞いていたので、なんか、いろいろ交差して思いをめぐらしちゃったりしちゃった訳です。

・・・久々にオトロンっぽい！(笑)